これまで、Google Tangoを中心にブログを書いていましたが、Google Tangoはお試しアプリの作成に取り掛かり、ブログネタに困る状態になったので、これからはGoogle VRを中心に記載していこうと思います。

手始めにGoogle VRをUnityで使用する場合のプロジェクトの作成方法について記載しようと思います。

Google VR対応のUnityプロジェクトを作成

Unity 5.6以上を用意した上で、UnityでGoogle VRを使用したアプリを作成する場合、素のUnityプロジェクトではなく、それをカスタマイズさせる必要があります。
手順としては、以下のようになります。
  1. Unity向けのGoogle VR SDKをダウンロード
  2. Unity向けのGoogle VR SDKをここよりダウンロード
    上記の「DOWNLOAD SDK」ボタンを押下して、SDKが置かれている以下のGithubのサイトへ移動。

    サイトから最新のSDK(unitypackage)をダウンロード

  3. Google VR SDKを組み込んだUnityプロジェクトを作成
    1. Unityを起動して、"NEW"を選択

    2. Project name、Locationの入力とOrganizationを選択し、「Create project」ボタンを押下

    3. 素のプロジェクトが出来たら、「Project」パネルの"Assets"の右クリックし、"Import Package" - "Custom Package"を選択
    4. 選択するとファイル選択ダイアログが表示されるので、先にダウンロードしたGoogle VR SDKを選択。

    5. 選択するとインポートされるファイルの一覧がダイアログで表示されるので、「Import」ボタンを選択

    6. インポートすると、「Project」パネルに追加されたファイルが表示される

  4. ビルド設定の変更
  5. ここまでで、Google VR SDKがインストールされましたので、最後にビルド設定を変更します。
    1. ビルド対象のプラットフォームを「Android」(iOS向けの場合はiOS)に変更
    2. 対象とするプラットフォームをメニュー「File」 - 「Build Settings...」から変更

      ダイアログ「Scenes In Build」で「Platform」一覧にて「Android」(※)を選択し、ダイアログ右下の「Switch Platform」ボタンを選択
      ※ iOS向けの作成を行いたい場合は「iOS」を選択してくださ。

    3. 「Player Settings...」にてVRのサポートを有効にする
    4. ダイアログ「Scenes In Build」右下の「Player Settings...」ボタンを選択して、Inspectorにビルド設定を表示させる。
      そこの「Other Settings」にて「Virtual Reality Supported」を有効にする

      有効にしたいVRの種別(ここでは「Cardboard」or「Daydream」)を追加する。
      これによりAndroid Manifestに宣言されるuses-featureが異なります。
      VR名称 追加されるuses-feature
      Cardboard android.software.vr.mode
      Daydream android.software.vr.mode
      android.hardware.vr.high_performance
      ただし、Daydreamが動作する端末か否かはアプリのuses-featureには依存しません。
      Daydreamはサポートアプリ「Daydream」が存在していて、それをインストールするには、以下のuses-featureが必要になります。
      よって、これらを満たさないとDaydream向けのアプリは動作できないです。
      • OpenGLES 3.0
      • android.hardware.vr.bluetooth_le
      • android.software.vr.mode
      • android.hardware.vr.high_performance
    5. Minimum API Levelを変更
    6. Cardboard、Daydreamともに一定以上のAPIレベルが必要になっているので、最低でも以下の値以上を設定する必要がある
      VR名称必須APIレベル
      Cardboard19
      Daydream24
これでプロジェクトの作成が完了になります。
次回からは実際に何か表示させてみましょう。

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