Remote access

「Remote access」はブラウザから特定のデバイスを直接操作することができるサービスとなっています。
そのため、基本的にはエミュレータと同じことができる+エミュレータではできない以下のようなこともできるものとなってます。
  • Google開発者サービスがインストールされている
触った感じだと、上記のGoogle開発者サービスがインストールされていることが最も大きいことのようです。
これまでは実機がないとPUSHの試験を行うことができませんでしたが、こちらのサービスを利用することにより実機を持たなくてもPUSHの実装確認を行うことができます。
また、後に記載していますが、tcpdumpの画面出力を取得することができます。実機ではルートを奪取しないと、パケットログを直接取得できない(※)ことを考えると、開発するアプリによっては有意義かなと思います。
※ Wi-FiのAPからWANへの出力部分でログを取得すれば、実機でも取得可能

設定方法は以下のようになります。
※ Projectの作成については、こちらの記事を参照してください。

設定方法

  1. 任意のプロジェクトを選択し、タブ「Remote access」の「Start a new session」を押下

  2. 使用したいデバイスの選択とセッション名称を設定
  3. 使用したいデバイスを一覧から選択。また必要に応じてセッション名称を入力(選択したデバイス名称が初期値として入力されます)
    デバイスを選択後、「Confirm and start session」を選択

  4. 選択したデバイスの空き状況確認

  5. 空いているデバイスが見つかったのでセッションの準備開始

  6. リモートアクセス確立

  7. 試験したいAPKのインストール
  8. 画面右端の「Install applications」より試験したいAPKを選択しインストール。

ログなどの確認

「Remote access」は、直接操作するだけではなく、そのときのログなどを取得することができるようになっています。
取得する方法は以下のようになります。
  1. タブ「Remote access」にて過去に作成したセッションの一覧が表示されるので、確認したいセッションを選択

  2. 選択後、暫くするとログが表示される
  3. ・Harness側のログ(Remote accessサービス機工のログ)

    ・デバイス側のログ(logcat)
    ・タブ「Files」に切り替えることで、ログなどをダウンロードすることができる

    取得できるものはリンク毎に以下のようになります。
    リンク概要
    Videoセッション確立中の画面動画(screenrecord)-
    Logcatセッション確立中のLogcatログファイル 実機やエミュレータで取得できるLogcatログファイルと一緒のため省略
    NetworkLinuxコマンド"tcpdump"の画面出力を保存した(ような)ファイル。TCP 02:35:55.544012 IP 192.168.1.10.37873 > edge-mqtt-shv-01-sea1.facebook.com.https: Flags [P.], seq 927332853:927332975, ack 3739796827, win 355, options [nop,nop,TS val 558945 ecr 2261075501], length 122
    02:35:55.568731 IP 192.168.1.10.40440 > sea15s07-in-f78.1e100.net.https: Flags [P.], seq 2032636361:2032637033, ack 1812527161, win 397, options [nop,nop,TS val 558948 ecr 799729604], length 672
    NetworkWi-Fiレベルのログ。Wi-Fiのトラブルがない限り、あまり役に立たないと思われる May 2 02:36:13 adf-harness daemon.info hostapd: wlan0: STA 50:2e:5c:38:70:86 IEEE 802.11: associated
    May 2 02:36:17 adf-harness daemon.info hostapd: wlan0: STA 50:2e:5c:38:70:86 IEEE 802.11: deauthenticated due to local deauth request
    May 2 02:36:17 adf-harness daemon.info hostapd: wlan0: STA 50:2e:5c:38:70:86 IEEE 802.11: disassociated
※ このように画面の動画やログが残るようになっているので、試験時はIDなどの個人情報を設定するのは気を付けましょう(とAWSからも注意喚起がなされています)

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